藻塩を試してみたら塩の概念が変わった!【海人の藻塩】がすごい

私はとんかつや天ぷらは断然塩派です。料理用としてではなく、素材に直接かけて食べる塩は岩塩や抹茶塩などちょっと良いお塩を使いたいですね。
普段は倹約生活で高級調味料は買えないのですが、たまたま知り合いから藻塩というものを頂いて、個人的にとても気に入ったので紹介したいと思います。

藻塩とは

普通の塩が海水を蒸発させてつくるのに対して、藻塩は、かつて玉藻と呼ばれていたホンダワラなどの海藻に海水を含ませた塩水を使用してつくった塩のことで、見た目は薄いベージュ色で辛さに尖ったところがなく、海藻のうまみを含み口あたりはたいへんまろやか。
藻塩は古代からつくられてきた歴史があり、日本の塩づくりの原点ともいえます。
また、海藻をつかっていることから、カルシウム・カリウム・マグネシウムなどのミネラル分を多く含むので健康志向の方にぴったりです。さらに、ナトリウムが少なく塩分濃度が低いという特徴もあるので、減塩を意識されている方にお勧めの塩になります。

海人の藻塩について

「海人の藻塩」は広島県呉市にある蒲刈物産株式会社が国産の天然の素材のみを使い、古代からの伝統製法を守り丁寧につくり上げた無添加の天然塩になります。

公式HP

概要

海藻浸漬法藻塩

名称

食塩

原材料名

海水(瀬戸内海)、海藻

製造者

蒲刈物産株式会社(広島県呉市)

工程

逆浸透膜、平釜、浸漬、平釜、焼成

栄養成分表示(100gあたり)

エネルギー

12 kcal

たんぱく質

0 g

脂質

0 g

炭水化物

3.1 g

食塩担当量

93.7 g

カルシウム

238 mg

カリウム

448 mg

マグネシウム

1010 mg

※製品パッケージより抜粋

製造方法

製造はすべて手作業。伝統的な手法で丁寧につくられています。
原材料は瀬戸内海のきれいな海水と国産のホンダワラのみ。

  1. 平釜で6~8時間、人の手でアクを丁寧に取り除きながら煮詰める。
  2. さらに遠心分離機を使い、にがり成分を取り除き、まろやかな味に仕上げる。
  3. 最後にゆっくりじっくりサラサラに炒って仕上げる。
  4. ふるいに掛け、品質チェックしながら粒の大きさを揃える。
  5. 丁寧に梱包して完成。

味の特徴

辛さに尖ったところがなく、口あたりはたいへんまろやか。塩味の中にうまみや甘みを強く感じます。
匂いに関しては、ほぼ無臭で海藻由来の匂いは感じないので使いやすい塩だと思います。

豆腐にかけるのがお気に入り

海人の藻塩を頂いてから、色々なものに藻塩をかけて楽しんでいますが、最近のお気に入りは冷ややっこにかけて食べることです。
豆腐は少しお高めですが、丸昌商店の豆腐が価格と味のバランスが良くそのまま食べる冷ややっこに最適だと思います。豆の味が濃いのが特徴の豆腐ですが、海人の藻塩は豆腐の味を一切殺すことなく程よい塩味と旨味を加えてくれるので、素材の味を楽しむ調味料としては最適だと思います。


Next Post Previous Post