Amazonで格安の耐熱革手袋を買ってメンテナンスしたら意外とよかった
アウトドアやDIYの作業用に耐熱性のある革手袋が欲しいなと思っていて、使用頻度も高くないので安くて良いものを探していました。ダイソーやワークマンなどで500円〜1000円で買えるのは知っていましたが、Amazonで探してみると良さげなものが見つかりました。
通常価格で800円程度の中国製の牛本革手袋ですが、意外と質感と縫製も悪くなかったです。革がカサついていたようなのでオイルアップしてみると見違えるようによくなったので、商品のレビューとメンテナンス方法について書いてみたいと思います。
【本革】HIDISUN 耐熱グローブのレビュー
革質と縫製について
安いキャンプ用の耐熱手袋は起毛したスエード地が多いですが、こちらのグローブは滑らかに鞣された表革になっています。革の厚みは薄すぎることなくしっかりしています。
手の平側には滑り止めと補強のためにスエードの革が縫い付けられていて、革が二重になっています。
縫製は意外や意外、結構ちゃんとしてます。縫い目はそこそこ真っ直ぐ揃っており、糸切れやステッチの飛びは見られませんでした。この価格なので裏地はついていません。
サイズについて
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参照:Amazon |
商品ページのサイズ表はインチ表示で分かりにくいので、センチに変換してみました。
私の手は小さめで縦方向が手首から中指先まで約18センチで横方向が四本指の付け根部分の周囲で約18センチです。身につけるものはSサイズを選ぶことが多いですが、Mサイズで少しゆとりがある程度で作業用の手袋としてちょうど良かったです。
ですので、サイズ表どおりだとかなりきつめになると思います。作業用として使うならワンサイズ大きめを買うことをおすすめします。また、インナーグローブを着用することも想定するなら大きめが良いと思います。
価格について
通常価格で800円前後。私は運良くセール価格で500円程度で購入することができました。革質と縫製を考えると破格だと思います。
革手袋のメンテナンス方法
せっかくの牛本革のグローブなのでメンテナンスしてみました。商品が届いたら革がかなりカサついていたのでブーツオイルを入れてから乳化性クリームを塗り込みました。こうすることでクリームの成分の入りが良くなるそうです。
3つの工程
- ブーツオイルを馴染ませる
- 乳化性クリームを塗り込む
- 馬毛ブラシでブラッシング
ブーツオイルは台所用スポンジを小さく切ったものに染み込ませて塗ると薄く塗り伸ばしやすいです。
乳化性クリームは指で塗り込んで、縫い合わせの凹凸部分もペネトレイトブラシを使って擦り込みました。
最後に馬毛ブラシで全体的にブラッシングすると革にほんのり良い感じの艶がでました。
おすすめメンテナンスグッズ
ブーツオイルは浸透性の良いジェルタイプを使いました。
天然のホースオイルとミンクオイルが配合されています。
乳化性クリームは超定番のコロニル1909シュプリームクリームデラックスを使いました。
万能の高品質クリームなので一つもっておくと幅広く使えます。
ペネトレイトブラシと馬毛ブラシはクリームの色別に揃える必要があるので安価なものを使っています。
まとめ
いかがだったでしょうか。安価なグローブも少し手を入れてやるだけで見違えるように良くなりました。口コミも少ないですが皆さん高評価をつけており、隠れた名品ですね。今後もAmazonのプチプラアイテムで良いものがあれば紹介したいと思います。それではまた別の記事で。