【生涯保証の最強靴下】ダーンタフ3足あれば一生暮らせる?穴が空いたら新品交換の神対応
私はこれまで靴下は消耗品という考えでしたが、クローゼットに安い靴下がどんどん増えていくことに違和感を感じていました。また、建設業の内装職人としてハードな使い方をするので、数ヶ月で穴が空いてしまったり、作業で汗をよくかくので匂いの問題に悩まされていました。
耐久性と防臭性に優れた靴下を探す中で、ダーンタフという生涯保証がついた画期的な靴下に出会うことができました。
ダーンタフとは
ダーンタフ(DARN TOUGH VERMONT)は、アメリカ東部のバーモント州で家族3代にわたってソックスを作り続けているブランドです。靴下工場として40年積み上げた技術を生かし、より革新的で耐久性に優れたソックスを作り続けている。ブランド名を直訳すると「超・強い」という意味です。
【特徴】
- 北米のアウトドアシーンで高いシェアを誇る
- メリノウールとナイロンの混毛で心地よい履き心地と耐久性を兼ね備えている
- メリノウールなので防臭効果が期待できる
- ソックス(消耗品)なのに生涯保証が付いている
定価で3500円から高いモデルで6000円近くしますが、高級素材のメリノウールを50%以上使い、生涯保証があることを考えるとコスパ最強の靴下ではないでしょうか。
ダーンタフの種類と選び方
ダーンタフは生地の厚みや編み方、丈、サイズ、デザインと種類が豊富で用途によって適切なものが選べるというメリットが有る反面、種類が多すぎて違いがイメージできなかったり、名称が海外基準で分かりにくかったりします。
まずは公式サイトの「ダーンタフの選び方」に目を通しましょう。靴下としては高額なので最初はいろいろ迷うと思います。
最初の一足におすすめ!迷ったらこれ
私が一番愛用しているのが、
▶ライトハイカー1/4ソック ライトウェイトクッション
です。
保温性と通気性のバランスが良く、オールシーズン着用できます。ダーンタフは厚みと丈に価格が比例するので価格も適度に抑えられコスパも良いです。
- 【種類】ライトハイカー(登山・トレッキング用、派手目のデザインが多い)
- 【丈】1/4ソック(くるぶしがちょうど隠れる程度の丈)
- 【全体の厚み】ライトウェイト(分厚すぎず日常使いできる、耐久性も期待できる)
- 【クッション性】クッション(底部分がパイル編みでクッション性あり。甲の部分はメッシュで通気性あり)
買い足すならこれ。3足でローテーションがおすすめ
洗い替え用として、また長持ちさせるために3足ローテーションをおすすめします。
追加で買うなら以下の2つ。
夏用にくるぶし下丈の
▶ライトハイカーノーショー ライトウェイトクッション
冬用に一般的な靴下丈で少し厚みのある
▶ハイカーマイクロクルー ミッドウェイトクッション
この3足があれば、季節や用途に合わせて使い分けができると思います。
サイズ選びの参考に
私の足の実測値は長さが24cmで幅が9.5cmですが、Men’sのSサイズ(写真右)でちょうど良いです。Women'sのM(写真左)もほんの少しタイトですが着用可能です。Women'sのほうが定価が安く設定されているので、足の小さな男性でWomen'sのサイズが履ける方はお得ですよ。
ちなみに私のワイフは足の実測値が22.8cmですがWomen'sのMを良い感じで履いています。
公式のサイズ表(足実測cm)
Men’sは公式の実測値通り選べば問題なさそうですが、Women'sは注意が必要かと思います。確かに伸ばせばいくらでも伸びますが、Mで26cmはさすがに厳しいと思います。
私の感覚では23〜24.5cmくらいの人がちょうどよく、それ以上のサイズの方はMen’sサイズを検討されると良いかと思います。
ダーンタフ沼へようこそ。各モデルの違いを詳しく解説
3足あれば十分と言いながら、結局ダーンタフ沼にハマってしまい気づけば6足(夫婦で9足)買ってしまいました。自称ダーンタフマニアとして、ネットで調べてもなかなか分かりにくい同じカテゴリの微妙な違いなどについて解説したいと思います。
ハイカーとライトハイカーの違い
ハイカー(写真下)とライトハイカー(写真上)の違いについて調べても解説がなかなか見つかりませんでした。
両方を実際に購入してみた私の解釈ではハイカーがミッドウェイトでライトハイカーがライトウェイトで生地の厚みが違う。編み方のパターンも違いがありますが、ぶっちゃけ、ライトウェイトとミッドウェイトの差はそこまで感じません(くるぶし丈の1/4ソックでの比較になりますが)。ライトハイカーで春夏〜オールシーズンいけます。
また、150円位の差ですが、価格を抑えたい方もライトハイカーがおすすめ。
タクティカル4021と4033の違い
たまたまネットショップでセール価格になっていたので、思い切って2足買ったので、違いに気づきました。
商品名は
▶T4021 タクティカルブーツ ミッドウェイトクッション
▶T4033 タクティカルブーツ ヘビーウェイトフルクッション
となっており、丈の表記は「ブーツソック」で同じはずですが、なぜか丈の長さがT4041のほうが長いです。いや、T4033が短いのかもしれません。クルー丈のソックスは持っていないのではっきりしたことは言えませんが、マイクロクルーよりは長いのでクルーと同じ丈かもしれません。
正確な情報が知りたい方は日本の総代理店であるA&F COUNPANYに問い合わせするとよいかと思います。
超強いダーンタフ。実際の耐久性はいかほど?
公式サイトの説明によると「Darn Tough Vermontソックスは30,000回に及ぶ摩擦テストでも優れた磨耗耐久性を示し、市場におけるリーディングソックスブランドと比較して7倍もの耐摩耗耐久性を実証済です。」とのことですが、私がダーンタフを数年にわたり使用した実体験をもとに耐久性について説明したいと思います。
【使用環境】
私は建設業で内装職人をしており、毎日15Kg程度の荷物を背負って電車と徒歩で様々な現場に行き、8時間程度作業しています。毎日軽い登山をしているような使用環境だと思います。
【使用期間と回数】
2022年9月に購入し、2025年2月まで週2回のペースで履いているので、2年半で240回ほど着用していると思います。
【結果と感想】
現在どうなっているかというと、裏に一箇所うっすらと穴があきかけていますが、まだまだ使用可能です。毛玉は目立ちますが、全体的なクッション感は健在でまだまだ履けます。
以前は作業服店でそれなりに耐久性が高そうな靴下を買っていましたが、半年持ちませんでした。それを考えると驚異的な耐久性だと思います。
実は過去に一度交換してもらっているのですが、私のハードな使い方で2〜3年もったので、普段履きなら500回以上は確実に使えると思います。
また、実際に履き込んでみて防臭効果も実感しており、スポーツやアウトドア用途だけでなく職人さんにおすすめの靴下です!
簡単にできた!保証交換の手順について
ダーンタフの生涯保証を利用して穴の空いた靴下を交換してもらう方法について説明します。
手続きはオンラインのみとなっていて、ダーンタフの総代理店である株式会社エイアンドエフ(A&F COUNPANY)が受付窓口になっています。
- A&F COUNPANYオンラインストアにて会員登録する
- DARNTOUGH生涯保証受付フォームから申し込む
- 申し込み受付メールが登録した自分のメールアドレスに届く
- メールに記載されている宛先に靴下を送付する
- 数日後、登録メールアドレスに商品同等額のクーポンと送料無料クーポンが届く
- クーポンを使ってオンラインストアにて靴下を購入する
- 新しい靴下が届く
保証対象外の事例
- 故意に傷つけた場合
- 何かに引っ掛けられた事で起こったほつれや破れ
- お洗濯(乾燥機のご使用など)による縮み
- 経年劣化や自然損耗によるウール抜け
注意事項
※靴下の送付については、洗濯後、指定の場所へ送料元払い
元の商品と同等金額の割引クーポンと送料無料クーポンがもらえるので、それを使ってA&F COUNPANYのオンラインストアで買い物する仕組みです。元の商品より高い商品に交換したい場合は差額を払えば購入できます。
穴の空いた靴下を送るときの送料はかかりますが、新たに好きな靴下を選べるなんてなんて良い仕組みなんでしょうか!アメリカのDARN TOUGH VERMONTと日本の総代理店であるA&F COUNPANYにはほんとに感謝しかないですね。一生ダーンタフを推したいと思います!
楽天の買い回り商品としてもおすすめ
私はダーンタフのソックスは主に楽天の正規代理店で購入することが多いです。楽天スーパーセールの買い回りを狙うとポイントがたくさんつくのでお得ですね。
実店舗でも時期によってはセール価格になっていたりするので、サイズ感など実物を確認してから買いたい方はA&F COUNPANYの実店舗が全国のショッピングモールに入っているのでおすすめです。
最初は3足だけ買って交換しまくれば節約になるなどと考えていましたが、気づけば夫婦で9足も買っていました(笑)。ダーンタフには「生涯保証で交換できるからお得」以上の魅力が詰まっており、見事に沼にハマってしまったというお話でした。
この記事が少しでも皆様の靴下選びの参考になれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。